ミャンマーのクーデターって何?

国際

こんにちは、たけちよ、です🐶

このブログでは、この先の変化の激しい時代において、全ての世代のビジネスマンにはもちろんのこと、特にX世代にあたる40歳以上の方々は知っておかないといけない知識や考え方をできる限り分かりやすく、発信しています。

このブログで大枠を掴んでから、他のサイトや書籍などで理解を深める、というような使い方をしてもらえればと思います。

今回は、「ミャンマーのクーデター」についてお話しします。

ミャンマーで何が起きているの?

まず、ミャンマーの正式名称は、ミャンマー連邦共和国です。

東南アジアに位置しています。

人口は、5000万人で、国土は日本の約2倍、宗教は90%が仏教徒になります。

そのミャンマーで、2021年2月1日(月)に「国軍が国家の権力を握った」という宣言が出され、同時に現政権のリーダーだったアウンサウンスーチー国家顧問やウィンミン大統領が軍によって身柄を拘束されるという事件が起こりました。

これは選挙によって選ばれた政治家たちが、武力によって排除され政権交代が行われるクーデターであることから世界的に衝撃が走りました。

2月1日(月)にクーデターを起こした理由は、2020年11月に選挙で勝利したアウンサウンスーチー率いる民主派による新政権議員の初議会の初日だったからです。

ミャンマーの歴史

ミャンマーは、約30年ほど前まで、「ビルマ」と呼ばれた国でした。

この国は古来から様々な民族による王朝が誕生しては滅び、、、ということを繰り返していました。

1800年代からイギリスの植民になっていましたが、第二次世界大戦が始まり、日本がアメリカ、イギリスと戦争を始めました。

当時、ビルマの独立運動家であったアウンサウン(アウンサウンスーチーの父親)達は、これをチャンスとして、日本軍と協力して植民地支配されていたイギリスを追い払うことに成功します。

イギリスに代わり、日本がビルマを占領することになった中で、ビルマは1943年に独立を果たします。

しかし、日本の強い影響下にあったことでアウンサウン達は独立国家を考えるようになります。

ビルマ国民義勇軍を結成し、元の支配国であったイギリスと連合国と協力して日本を追い出しました。

第二次世界大戦後、ビルマ連邦として再びスタートを切りました。

しかし、元々多民族国家でまとまりが弱かったため、独立後も各地で内戦が起き、それを鎮圧していった軍部が次第に力を持つようになります。

1962年、軍の最高権力者であるネウィン将軍によりクーデターが引き起こされ、ここから軍が権力を持ち軍政の国として歩んでいきます。

それから20年以上にわたりネウィン独裁政権が続きましたが、経済発展ができずタイやマレーシアなど他の東南アジア諸国にどんどん置いていかれ最貧国にまで認定されてしまいます。

そんな中で、民衆の不満は高まり、次第に民主化を求める声が高まってきました。

そこで担ぎ出されたのが、建国の父と呼ばれたアウンサウン将軍の娘であるアウンサウンスーチーでした。

スーチーは、学者としてイギリスの大学で研究などをしていたため、政治家としての経験はなかったですが、英雄の娘として多くの国民から支持を集め民主化運動の象徴的な存在になります。

こうして、アウンサウンスーチー率いる民主化運動は、政権を退かせるとこまで行きますが、再度軍部によるクーデターにより軍政が始まってしまいました。

軍部は、民主化運動を厳しく取り締まり、象徴であるスーチーを長期に渡り自宅軟禁状態にし続けました。

軍によるクーデターの背景

こうした軍による民主化運動の弾圧やスーチーの軟禁は国際社会から厳しい批判を集めました。

スーチー氏は、1991年にノーベル平和賞を受賞するなど世界的に有名になりましたが、一方政権側(軍)は弾圧による人権侵害などを批判され、欧米から経済制裁を課されることになりました。

結局、社会が発展しないことから政権への不満は高まり、政権側(軍)も民主側に向けて少しずつ動き出しました。

2008年に新憲法が制定され、2011年からは選挙によって選ばれた議員が政治を行う、民主的な政権が運営されるようになりました。

同時にスーチーは解放され、欧米からの経済制裁も解除して行きました。

経済制裁の解除や海外企業の進出などにより、ミャンマーは急速に経済発展をしていきました。

このような大きな流れから、スーチー率いる「国民民主連盟」が総選挙で圧勝し、本格的な民生が開始されようとしていました。

しかし、今回の政権交代について、ミャンマー軍は選挙に不正があったとしてクーデターを起こして今に至ります。

この状況を見た欧米は非難を示し、かつての経済制裁が実施される可能性が高まっています。

最後に。

ミャンマーの軍部側は、自分の地位や収入が失われるのが怖く、クーデターを起こしたのでしょうが、これが事実なのであれば巻き込まれている国民が一番かわいそうですね😭

以前お話した、ウイグル問題も過去の戦争も結局「お金」「地位」など利己的なところからきています。

自分が何のための政治を行うのかは、それぞれ自分の考えがあって良いと思いますが、誰のための政治なのかは、政治家の全員が本心で「国民のため」であるという気概を持ってほしいと思います。

日本もコロナ対応で政治家は大変ですが、票集めではなく、国民のために本質的な対応をしてもらいたいと思います。

偉そうなことを言っていますが、自分にも言い聞かせます💦

では、また。。

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