GIGAスクール構想って何? *分かりやすく、5分で解説

社会、ビジネス

こんにちは、たけちよです

このブログでは、この先の変化の激しい時代において、全ての世代のビジネスマンにはもちろんのこと、特にX世代にあたる40歳以上の方々は知っておかないといけない知識や考え方をできる限り分かりやすく、短い文章で発信しています。

このブログで大枠を掴んでから、他のサイトや書籍などで理解を深める、というような使い方をしてもらえればと思います。

今回は、前回ブログでまとめた「Ed Tech」という教育のIT化を使った、日本の教育改革にあたる「GIGAスクール構想」についてのお話をします。

GIGAスクール構想を一言で言うと?

子供への学びと、教育者への業務効率の改善を目的に、文部科学省進めているITを活用した教育システムの改革になります。

「GIGA」とは、「Global and Innovation Gateway for All」の造語で、「全ての人に国際的、革新的な入り口を」という訳になります。

これを実現するためには、テクノロジーが不可欠です。

特にICT(Information and Communication Technology:情報通信技術)での教育システムの構築が必要になるのと、教育を受ける側もする側もタブレットやパソコンを使うことになります。

政府は、令和5年までに整えるということでしたが、少しでも早くしようと進めています。

なぜ今、GIGAスクール構想をしていく必要があるの?

教育のIT化が進まない理由が以下3つになり、これを改善するためにGIGAスクール構想が必要になります。

【1】学校のICT環境が良くない

現在、学校のパソコン1台を何人の子供で使っているでしょうか。

理想は1人1台ですが、現状は、4、5人に1人しかなく、そもそもの環境が整っていません

【2】世界に比べ、日本の教育のIT 推進が遅れている

まず、日本では、まだほとんどの学校で授業でパソコンを使っていません。

OECD加盟国の調査では、パソコン利用率ランキングは日本が最低レベルにあります。

*OECD=経済協力開発機構のことで、世界中の経済、社会福祉の向上を促進するための活動を行う国際機関。欧州を中心に日米など先進国35カ国が加盟。

例えば、国語の分野で週に30分以上パソコンを使っているか、というアンケートでは、世界は40%、日本は14%。

数学では、世界は38%、日本は8%。

理科では、世界は46%、日本は19%。

数字で出すと実態が分かってもらえると思います。

こうなってしまっている理由は、そもそも先生が使えないのと、使わないからだと考えます。

スキルだけではなく、環境が整っていないのと、使い方を習う練習場もないことも大きいと思います。

【3】日本では、ICT = 遊びと思ってしまっている

日本の先生たちは、SNSやyoutubeは、遊びだと強く思っていると聞きます。

もちろん遊びということもありますが、ここから情報を得たり、多くを学べるツールでもあります。

OECDでは以下のようなアンケートをとっています

→「宿題でデジタル機器を利用しますか?」

OECD平均は22%、日本は3%。

→「学校の課題を調べるためにサイト見ますか?」

OECD平均は23%、日本は6%。

かなり遅れていますね。。

上記のような状況を改善するためにGIGAスクール構想が必要であり、1人1台のデバイス、高速ネットワークの導入を進めることになります。

GIGAスクール構想を進めると何が変わるの?

構想を進めると、大きく以下2つが変わります。

【1】クラウド上での管理体制

これまでは、パソコンを購入しても古くなると買い替えなければいけなく、且つ予算もないのでそのまま放置という状況もありました。

構想を進めると、1人1IDでクラウド上で管理するようになるので、WEB上で学べるようになります。

ですので、パソコンの能力に寄らないので買い換える必要もなくなります。

しかも、故障してもメーカーに送れば修理してもらえるし、学校にサーバーがあったのを公共サーバーに移すことでコスト削減にもなります。

ちなみに、文科省が示している必要スペックは4GBなのでかなり低く、アプリもネット上で動かすので高いスペックは必要ありません。

また、本体はネット上にあるので自動でアップデートもできるため、学校側が管理する必要もなく、専門家も少なくてすみます。

このようにクラウドを利用することで、学校側のコスト削減になり、システム管理体制も少なく済むことが可能になります。

【2】個別に並行して学習できる

これまでは、みんな一緒に一斉に授業を受けて、レベルについて来れない生徒はかまっていられないので、置いていかれるようなことが起きていました。

これが個々人同時並行でレベルに合わせて進められ、進み具合も分かるようになります。

パソコンやタブレットで学習できるので、場所は問わなくなり、コロナでも大丈夫です

もう少し詳しく、、授業はどう変わるの?

大きく3つあります。

【1】資料が分かりやすくなる

例えば、社会での地理や建造物など、これまでは資料集など紙面だったのが、立体でも見られるようになり、分かりやすくなります。

【2】動画で説明できるようになる

これまで説明するには、パワポを使用していたのが、GIGAスクール構想では動画で説明できるようになります。

また授業を撮影して生徒に動画映像をネット上で公開しておけば、生徒は自宅でも授業を観て復習することができます

【3】人と人を繋ぎ、学びにもなる

オンラインで繋がることができるので、現地の外国籍生徒と話すことができ、例えば姉妹校であれば、リアルタイムで英会話をすることができます

最後に。

生徒目線でGIGAスクール構想を話しましたが、教育者側の業務効率アップにもつながります。

またGIGAスクール構想は、教育のITインフラ整備がメインに言われますが、本質的には、教育する側がどれだけ変化に対応し、勉強していけるか、ということが大切だと思います。

環境が整っても、使えないと意味がありません。

オンライン教育は、教え方の上手い人や面白い人とそうでない人の差が広がり、教育者の淘汰にもなります。

教育者だけではなく、時代の変化にどれだけ敏感になり、多くを取り入れ、楽しいと思えるか。

これは業界業種問わず、大切な考え方だと思っています。

私も時代に置いていかれないよう幅広い分野で勉強し、経験したいと思います

では、また。。

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