MaaSって何? *分かりやすく、5分で解説

社会、ビジネス

こんにちは、たけちよです。

このブログでは、この先の変化の激しい時代において、全ての世代のビジネスマンにはもちろんのこと、特にX世代にあたる40歳以上の方々は知っておかないといけない知識や考え方をできる限り分かりやすく、短い文章で発信しています。

このブログで大枠を掴んでから、他のサイトや書籍などで理解を深める、というような使い方をしてもらえればと思います。

今回は、これからの10年で移動の革命が起きると言われる、『MaaS』についてのお話をしたいと思います

MaaSってどういう意味?

『 MaaS』とは、Mobilty as a Serviceのそれぞれの頭文字をとったものです。

Mobilityとは、車だけのことではなく、バス、電車、飛行機など全ての移動サービスになります

そして、このMaaSを一言で表すと、

多様な移動サービスを、単一のサービスに統合させる、考え方、技術になります

例えば、東京の自宅から大阪にあるお客様に会うために移動するとします、

自宅から最寄り駅までバス、最寄り駅から東京駅まで東京メトロ、東京駅から大阪駅まで新幹線、大阪駅からお客様のいるビルまでタクシー。

これらの移動手段をアプリ一つで検索、決済ができるサービスが、MaaSになります。

MaaSに至るまで、これまでの5つの流れ

【1段回目】所有

車を購入し、自宅に置き、所有することで移動手段として使う

【2段回目】サブスクリプション 

この段階で、「所有」から「利用」に移行します

自分専用の車を所有するのではなく、毎月定額料金を払うことで車を利用できるサービスです。長期契約で月額制(サブスクリプション)で利用することになりますが、意外と割高で、毎年更新されるはずの保険料金も変動がないためそこまで普及しなかった

【3段回目】カーシェアリング

いくつかの車を多くの人とシェアしながら利用するサービスで、安価で便利で、現在利用者がかなり増えているサービスです。

【4段回目】Uber(ウーバー)

利用の仕方が自分で運転するのではなく、車に乗せてもらうサービスです。

アメリカで生まれた事業で、個人の自家用車がタクシーのように目的地まで乗せてくれるサービスです。

アプリで行きたい目的地を登録すると、その目的地まで行っても良いという車が来て乗せてくれます。

日本では規制があり、まだタクシーでしかこのサービスを使えませんが、そろそろ規制も撤廃されると思われます

コロナにより事業は苦戦していますが、直近ではUber Eats(ウーバーイーツ)が牽引しています、日本ではこちらの方が知れていますね。

【5段回目】様々な乗り物を利用

4段回目までは、主に車でしたが、5段回目は車だけではない、電車、バス、飛行機、自転車など全ての移動手段がアプリ一つで検索、決済できるようになる

このように所有から利用に変わり、そして利用できるサービスが多岐にわたっています。

MaaSのメリット

メリットは、大きく3つあります。

【1】利用者の利便性の向上

アプリ一つで検索、手配、利用、決済でできます。また、アプリ内で価格、到着時間の調整などもできるようになります

【2】柔軟な移動形態

目的に行くための手段として、車だけではなく、バス、飛行機、自転車など様々な移動手段を統合して単一のサービスとして利用できます

【3】移動が困難な方の手助け

高齢者、不自由な方、健康を害した方など向けの検索方法も可能です

これからのMaaS

このMaaSにより生活環境やビジネスにおいて様々な変化が起きます

自動車産業であれば、所有から利用になり、AIのドライバーアシスタントが顧客の思考を整理し、状況に応じたサービスを提示するようになります

また、自動車保険関連では、自動車を利用した方の走行距離、安全性のデータから自動で保険料金が算出されるようになります

観光業では、観光地で複数の乗り物をセットにしたプラン、飲食店との割引サービスも出されるようになります

このようにMaaSは移動を中心としたサービスですが、それに付随する旅行会社、保険会社、レンタルサービスなどにも波及していくため周辺ビジネスも活気立ちます

また、個人情報を扱い、MaaS利用者の履歴データを有益に使い、その人の趣味趣向に合わせた移動先でのホテルやレストランの紹介、都市計画の中での街づくりにも導入できますので、これからはMaaSを中心とした街つくりを企業や政府が主導で進めていくことになります。

コンサルティング会社の調べによると、このMaaSにより、この先150兆円もの規模の産業構造のシフトが起きると言われています。

トヨタ、ソフトバンク、JR東日本、JR九州、三井不動産、KDDIなどの企業が事業化を進めており、移動ビジネスの未来は大きなビジネスチャンスとなっています

ただ、それと同時に、危機感を持たなければいけないビジネスもあります。

●自動車メーカー:車を購入する人が少なくなる

●車検場、カーショップ:車の購入が減ることでこの分野も縮小

●ドライバー:自動運転車によりドライバーがいらなくなる

●保険事業:AIによる自動マッチで人の介入がいらなくなる

このようにMaaS化が進んでいくことで、現在ある移動サービスの構造化が大きくシフトしていくことになります。

2030年には、MaaSは当たり前のサービスになると言われています。

便利になるのは良いですが、一方で私たち自身も幅を広げていかないと危機的状況になりかねませんね、日々勉強あるのみ。

では、また。。

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