こんにちは、たけちよ、です🐶
このブログでは、この先の変化の激しい時代において、全てのビジネスマンにはもちろんの事、特にX世代にあたる40歳以上の方々は知っておかないといけない知識や考え方をできる限り分かりやすく発信しています。
このブログで大枠を掴んでから他のサイトや書籍などで理解を深めるというような使い方をしてもらえればと思います。
今回は、自動で事務作業を行ってもらえるIT技術の「RPA」についてお話しします。
RPAを分かりやすく教えて?

RPAとは、「Robotic Process Automaition」の頭文字をとった造語で、「人の代わりに業務を自動で行ってくれるツール」です
決まった手順の定型業務や繰り返し行うルーティンワークなどが可能で、主にPCで行う事務作業の分野で導入が進んでいます。
具体的には、売上の計上処理や交通費計算、営業のレポート作成などを自動で行ってもらえます
業務をこなすソフトウェアは「ロボット」と呼ばれ、様々なパターンのロボットを作成することが可能です
これによって、人件費を削減したり、人的エラーの防止、生産性の向上が実現できます。
私の会社でも既に導入しており、スタッフ業務全体の2割をロボットにしてもらい、大きな成果をあげています
RPAの特徴って何?

特徴は、大きく3つあります
【1】システム構築が不要で導入しやすい
RPAはシステムの構築をすることがないので、プログラミングなどの必要がありません。
RPAは多くの企業がリリースされていますが、ユーザー自身でロボットの作成・修正が可能になります。
リリースされているサービスはいくつかありますが、「ロボパット」はUIも操作も分かりやすくオススメです👍
【2】様々な対応ができる
Excelや自社のシステムと連携などもでき、一連の様々な業務をロボット化することが可能です
【3】24時間、常に稼働している
時間指定でロボットに動いてもらうことができるので、出社している時間は人が介入しなければいけない業務に集中し、それ以外の時間でロボットに動いてもらうことが可能です。
例えば、経理が専用サイトで管理・運営をしている場合、営業要望でのアナログ対応やトラブル対応は人が出社している時間で行い、計算処理などは深夜にロボットが専用サイトに入って業務をしてくれることが可能になります。
RPAが導入される理由は?

こちらも大きく3つの理由があります。
【1】人手不足の解消
日本では人口減、少子高齢化により、労働人口が増えていません。
そこでこのようなロボットに業務代行できるサービスが進んでいます。
デジタルレイバー(仮想知的労働者)とも言われています。
【2】働き方改革
働き方改革とは少子高齢化が進む中で「50年後も人口1億人を維持し、職場、家庭、地域で誰しも活躍可能な社会」を目指すためのもので、そのためには長時間労働が一つの大きな課題であり、RPAを導入すれば、労働時間を短縮でき、生産性向上や、従業員満足度アップにも繋がります
【3】海外との競争力の強化
日本では2016年からRPAを導入し始め、現在では約4割の企業が導入をしていますが、欧米ではさらに進んでいます。
グローバル競争に負けないためにも、これまで以上にRPAの導入を推進し日本の労働力を上げる必要があります
RPA導入のメリット・デメリットは?

RPA導入におけるメリットとデメリットは以下です。
【メリット】
①人件費の削減
ロボットが業務を代行することにより、人員を削減でき、結果コスト削減に繋がります
②ミスの防止
デジタルで行うため、人的ミスがなくなる
③24時間365日稼働できる
これにより納期の短縮にも繋がります
④考える仕事に集中できる
単純作業時間の削減になり、考える時間を作り出すことができます
【デメリット】
①業務停止のリスク
人的ミスは無くなりますが、システム障害やバグが発生するとロボット業務が止まってしまい、場合によっては作業データを失う場合があります
②情報漏洩
ネットワークに繋がったサーバにインストールしたRPAであれば、不正アクセスされる可能性もあります。
十分なセキュリティ体制のもと運用しなければいけません
③間違った業務設定にしてしまうとそれをずっと続けてしまう
作成したロボット設定を間違ってしまった場合、気づかないとロボットは永遠にその業務をし続けてしまいますので、しっかりとテストを行った上での運用が求められます。
最後に。

さて、業務のロボット化「RPA」はいかがでしたか?
現在のRPAは単純作業でのロボット化ですが、先々はAIがさらに発達し、考える業務も代行できるようになるとも言われています
そうなると今ある仕事の大半は、AI、ロボットに代替されていきます。
30代以上の方々に求められるのは、10年先の未来を予測し、勉強をし続け、幅を広げていくことです。
間違いなくテクノロジー関連の技術知識や経験は必要になります。
これから20年の変化は、これまでの100年の変化に匹敵すると言われています。
変化を楽しみながら、自分をアップデートしていきましょう👍
では、また。。