TikTok(ティックトック)問題って何? *分かりやすく5分で解説

社会、ビジネス

こんにちは、たけちよです

このブログでは、この先の変化の激しい時代において、全ての世代のビジネスマンはもちろんのこと特にX世代にあたる40歳以上の方々は知っておかないといけない知識や考え方を出来る限り分かりやすく、短い文章で発信しています。

このブログで大枠を掴んでから、他のサイトや書籍などで理解を深める、というような使い方をしてもらえればと思います。

今日は、米中対立の一つになっている、TikTok問題について話したいと思います

TikTokって何?

TikTokはどんなサービスかというと、BGM付きで15秒から1分ほどの短い動画作成を投稿できるプラットフォームになります。

ユーザーは、動画を撮影する際に、0.5倍速や2倍速など速さを調整できたり、アプリ内にある特殊効果を利用して誰でも動画作成ができるようになっています

このSNSは、中高生など若者を中心に大流行し、2018年にはApp Storeのアプリダウンロード数で世界一になりました

ユーザー数は、日本国内で約1000万人、世界では8億人が利用しています。

そして、問題になっているアメリカでは8500万人が利用しています。

このTikTokは、中国のバイトダンスという会社が運営をします。

これまでの世界的なSNSは、アメリカ発進のサービスでしたので、中国としては初の世界的なSNSになります

しかし、実はTikToKのルーツは中国ではありません。

2014年にアメリカで”musical.ly”というサービスが広がり、その後バイトダンスはこれとそっくりのサービスを国内で作ります。

2016年にアメリカではこのサービスの流行りが廃れ始めます。

そこへ2017年にバイトダンスがこの”musical.ly”を買収し、TikTokというサービス名称に変更し今に至ります

バイトダンスは、アメリカから危険視されないよう中国色を消すために、TikTokのCEOをディズニーの幹部であったケビンメイヤー氏を抜擢するなど、アメリカ対策もしていました。

今回のTikTok問題とは?

2020年8月、トランプ大統領は、アメリカ国内でのTikTok利用を禁止するか、売却するか、を9月15日を期限にバイトダンス社に要求をしたところから大きく報道で取り上げられるようになりました

アメリカがこのように問題視している理由には、

【1】このサービスを利用し過ぎて頭が悪くなる(若者が勉強しなくなる)

【2】個人情報が利用される(スパイ活動される)

としています

SNSは中毒症があるので、特にTikTokは若者向けであり、学生が勉強しなくなることを懸念しています。

個人情報の利用については、兵士がTikTokを使って位置情報が分かると軍事施設や作戦が分かってしまうのではないか、スパイされるのではないか、これをアメリカは恐れています。

またTikTok内で影響力を持ったアメリカ人に中国が情報操作することでアメリカ国内を混乱させられることも恐れています。

こちらは、トランプ大統領が出席する公聴会に数千人の予約が入っていたところを、ある影響力のあるTikTokユーザーが不参加するよう呼び掛けたところ、約半分が欠席したことが事実としてあり、これをキッカケにトランプ大統領はこれまで以上に脅威としてます

11月に大統領選挙があります。

これを中国に情報操作されないようにすること、また中国を叩くと支持率が上がるということもあり、特に今は中国企業に圧力をかけていることもあります。

GDPにおいても、数年後には中国が世界1位になるとも言われているため、アメリカはその点においても脅威に感じています。

このようにTikTok問題は、メディアで言われている表面的なところが理由ではなく、米中経済対立と大統領選挙の2つが本質的な理由になります。

TikTokが買収されるとすると?

現在、MicrosoftとTwitterが候補に上がっています

資金力は、Microsoftが14兆4000億円、Twitterが8200億。

また、Twitterは、バイトダンス社より時価総額が低いこともあり、Microsoftが優勢と言われています。

GAFAについては、7月末のアメリカ議会での公聴会で利益を独占していると追及されたばかりでもあり、今回の買収候補にはなり辛いと思われます

最後に。。

今回の問題は、本質的には大統領選挙を見据えた支持率アップ、そして米中経済対立の2つが背景にあるため、TikTokだけではなく、これまでもファーフェイ社製品の締め出しや、WeChatの利用制限も始めています。

これからますますこの動きは加速していくでしょう。

また、日本でも自民党を中心にTikTokを利用制限した方が良いのではないかと議論されていますが、これは良いことなのでしょうか。。

日本としての結論はどのように着地するか分かりませんが、私としては、TikTokに取られていたニーズが分散し、他の企業が参入しやすくなるため、ベンチャー企業にとってはチャンスとなるだろうと考えています

TikTokユーザーの方には悲しい思いをさせてしまいますが、日本の経済的向上という視点においては良いことだと思っています。

さて、皆さんはこのTikTok問題をどのように捉えていますか?

ぜひ、自分でも情報を得て、自分なりの考えを持ってみましょう。

では、また。。

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